【’25年版】韓国ワーキングホリデーの準備はいつからする?出発までにやることリスト。

こぴの勉強スタイル

こんにちはこぴです。

今回は、韓国のワーキングホリデーを決心してから出発までに必要な準備をまとめました。

私も実際にこの手順で準備をしていきました。

  • ワーキングホリデーの準備期間って?いつから動いたほうがいい?
  • 韓国ワーホリに行きたいけど何からしたらいい?

などとお悩み中の方はぜひチェックしてください。

 ①韓国ワーホリを決意する

まずは、韓国へワーキングホリデーへ行こう!と決心することが最初のステップです。

そして一番大事で、一番難しいステップでもあります。

なぜなら、興味はあるけど勇気が出ない、仕事や家庭があり行きたくても行けない、など理由は様々ですが、行きたいという気持ちはあるけど実際に行けない場合も多いからです。

私が利用したワーホリのエージェントからもらったパンフレットにも、

ワーホリを決心したあなたは、既に準備の半分が終わっています!

と書いてありました。

色々と悩んでワーホリを決めた私は、それを見たときに後押しをしてもらった気分になり、今思い返してみても本当にその言葉通りだったなと感じています。

今まさに迷っている方には、私からもぜひおすすめしたいです。

ワーホリをおすすめする理由もお話しています↓

渡航日の1年前から準備スタート

勇気を出してワーホリを決心できた方は、次のステップに進みましょう。

実際に渡航したいおおよその日付を決めて、そこから逆算して準備を進めていきます。

余裕を持って準備を終わらせるためには、渡航日の1年前から準備を始めておくのが理想的です。

パスポートやビザの申請に日数がかかったり、その申請のために必要な書類の取り寄せにも日数がかかります

普段の生活では触れることのない書類だらけなので、私も書類を集めるのに手間取ってしまい、思うように準備が進まないこともありました。

さらに私は手続き関係の準備と並行して、滞在資金も少しずつ貯めていくようにしたので、余裕を持って1年前から取り掛かって正解でした。

もしも渡航予定日まで既に1年を切っている場合でも、遅くても6ヶ月前には準備をスタートしましょう。

では、次のリスト通りに順番に準備を進めていきましょう。

◯1年〜6ヶ月前までにすること

②パスポート申請

パスポートを持っていない方は、まずはパスポートの申請から始めましょう。

申請してから受取までに10日ほどかかります。

住民登録のある都道府県のパスポート申請窓口を検索して、必要書類を持参して申請しに行きます。

◯必要な書類

  • 一般旅券発給申請書
    • 窓口でも入手できますが、私は外務省のHPから事前にダウンロードして、事前に記入を済ませておきました。
    • 10年用と5年用の2種類があります。5,000円の差なので、せっかくですし私は10年用にしました。
  • 戸籍謄本(全部事項証明書)
    • マイナンバーカードがあればコンビニでも取得できます。(市区町村によります。)
    • あるいは最寄りの役所で印鑑と身分証明証と手数料450円で取得します。私はマイナンバーカードの暗証番号を忘れてしまいコンビニで取得できなかったので、役所に行きました。
  • 住民票の写し(必要な方)
    • 住民登録のない都道府県で申請する場合などは必要になりますが、大抵の方は必要ないと思います。
  • 写真1枚
    • 縦45ミリ×横35ミリ
    • ビザ申請でもう1枚必要なのでその分もまとめて用意しておきます。
  • 本人確認書類
    • マイナンバーカードや運転免許証があればどちらかひとつでOKです。

窓口での申請以外にも、2025年3月からはオンラインでの申請も可能になったようです。

マイナポータルというアプリとマイナンバーカードがあれば申請できます。

そしてパスポートを既に持っている方は、有効期限を確認しておきましょう。

有効期限が6ヶ月未満の場合は更新手続きが必要です。

もしもワーキングホリデー中にパスポートを更新するとなると、更新手続きの他にもビザの発給国に新しいパスポート番号を報告する手間も増えてしまいます。

※詳細や最新の情報は外務省のHPをご覧ください。

◯6ヶ月〜3ヶ月前までにすること

③航空券の手配

この後のビザの申請に航空券のコピーが必要になるので、この時点で一度手配しておきます。

もう正確な渡航日と帰国日を決めて予約しなきゃいけないってこと?

と不安に思った方でも安心してください。

キャンセルや変更が可能な航空券を予約し、そのコピーをビザ申請時に提出します。

ビザが取得できたらキャンセルして正確な渡航日が決まり次第また手配したり、変更手続きをすればOKです。

また、ビザの申請時に航空券のコピーの提出がもともと不要な領事館と、条件付きで不要になるケースがあります。

なので慌てて航空券を調べる前に、一度自分が住んでいる都道府県を管轄する大使館・領事館を調べてみましょう

例えば東京・千葉・埼玉・栃木・群馬・茨木に住んでいる方は、駐日本国大韓民国大使館の管轄で、航空券のコピーが必要とあります。

私の場合は北海道なので駐札幌領事館が管轄で、航空券のコピーは不要でした。

条件付きで不要になるケースについては、後ほどのビザ申請の部分でお話します。

④海外旅行保険へ加入

こちらも航空券同様、大使館・領事館によってはビザ申請時に海外旅行保険への加入を証明する書類の提出が必要になります。

もし必要な場合は、この時点で加入の手続きをしましょう。

ビザ申請のためだけにとりあえず安いものを選ぶのはおすすめしません。

万が一、ワーホリ中に病気やケガをしてしまうと、治療費は全額自己負担です。

日本ワーキング・ホリデー協会によると、ワーホリ中の事故件数は多く、保険に未加入のまま事故に巻き込まれる人も毎年いるそうです。

また、韓国に6ヶ月以上滞在すると自動的に韓国の国民健康保険に加入となり、病院での自己負担額は3割で済むようになります。

ですが国民健康保険では、もしも他人をけがさせてしまったり盗難や紛失に遭った際には補償してくれません

そのような場面でもしっかりとカバーしてくれて、かつ保険料は抑えたい人向けの留学保険やワーホリ保険がいろいろあるので、比較してみてください。

⑤ビザの申請

ビザの申請には必要な書類が多く、中には発行まで時間のかかる書類もあるため、書類集めから早めにとりかかりましょう。

申請場所は、お住まいの都道府県を管轄する韓国大使館または韓国領事館です。

駐日本国大韓民国大使館、駐大阪大韓民国総領事館など全国に10ヶ所あるので、自分が住んでいる対象の申請場所を調べましょう。

また、大使館・各領事館によって必要な書類や受付時間が違ったり、ビザの受付に事前予約が必要であったりするので、訪問する前に事前に確認しておきましょう。

私は札幌の領事館へ申請しに行く必要があったので受付時間を調べると、9:00〜11:30のみ、さらに日本の祝日と韓国の祝日も除いた平日のみでした。

◯必要な書類※東京の駐日本国大韓民国大使館の場合

  • 査証発給申請書
    • 大使館・領事館でも入手できますが、私はこちらも事前にダウンロードして記入を済ましておいたのでスムーズでした。
    • 犯罪経歴証明書の申請用にコピーもとっておきましょう。
  • 写真1枚
    • 縦45ミリ×横35ミリ
  • パスポート
  • パスポートのコピー
    • 人的事項面のコピー
  • 犯罪経歴証明書
    • お住まいの都道府県の警視庁・警察本部で申請します。
    • 申請には申請書(各都道府県の警察HPからダウンロード)、パスポート、住民票やマイナンバーカードなどの氏名と住民登録地が確認できるもの、犯罪経歴証明書の必要性が確認できる書類(査証発給申請書のコピー)が必要です。
    • 詳しくはお住まいの都道府県の警察HPを確認してください。
    • 発行まで2週間ほどかかるので早めに申請しましょう。
  • 健康診断書
    • 1ヶ月以内のもの
    • 健康診断を行っている近隣の病院やクリニックを受診します。
    • 指定病院や検査項目の指定はありませんが、レントゲンや血液検査などの身体健康状態を確認できるものが良いです。
    • 受取に数日〜数週間かかることもあるみたいなのでこちらも早めに。
  • 保険証書
    • 加入期間10ヶ月以上、補償額4,000万ウォン以上の海外旅行保険のものと記載があります。
    • 万が一の事故に備えて、自分の滞在期間をカバーするワーホリ保険に加入しておくことをおすすめします。
  • 在学証明書または最終学歴証明書
    • 卒業した学校に問い合わせして発行してもらいます。
    • こちらも受け取れるまでに時間がかかることが多いようです。私も家庭の事情で卒業時と名字が変わっていたので、受取まで少々手こずりました。
  • 観光就業活動計画書
    • こちらも大使館・領事館によって指定のフォーマットがあったり、使用言語が指定されていたりするので自分が行く大使館・領事館のHPを確認しましょう。
    • 私は一番無難な韓国語で記入しました。札幌の領事館のHPにはフォーマットがなかったので、全て手書きで作成しました。
    • 韓国ワーホリを申請する理由や1年間の月ごとの計画、帰国後の計画などを計1,400文字程度で作成しました。
  • 銀行残高証明書の原本
    • 30万円以上の残高があるもの
  • 航空券のコピー(往復)
    • 40万円以上の銀行残高証明書を提出の場合は不要です。これが先程話した、条件付きで不要になるケースです。
  • 住民票

他の領事館によって別で必要な書類もあれば不要な書類もあるようです。

札幌の領事館では航空券のコピーの提出が不要な代わりに40万円以上の残高が必須だったり、住民票ではなく身分証明証のコピーでOKでした。

大使館だと2023年11月から新たに提出が必要となった犯罪経歴証明書、健康診断書、保険証書も札幌だと不要なままです。

発給までに、私の場合は2週間ほどかかりました。

⑥語学堂や滞在先の手配

ワーホリ中に学校に通って韓国語を学びたい!という方は、韓国の各大学に付属する語学堂という留学生が通える韓国語を学べる学校へ通ってみることを検討しましょう。

語学堂によって学費だけでなく特色も違うので、もし検討している方は語学堂選びからじっくり吟味してみましょう。

ちなみに私は弘益(ホンイク)大学という大学の語学堂に通っていました。

同時に、韓国に滞在する住まいの手配も必要です。

・現地の不動産に行って直接契約する

・韓国で主流の不動産アプリを通して契約する

というような方法は、よっぽど賃貸の契約に慣れていたり韓国語でのコミュニケーションに自信がない限り現実的ではありません。

ワーホリで行く方は、エージェントを通して手配するのが一番おすすめです。

日本人向けに物件情報を提供しているエージェントであれば、物件探しから入居までのサポートをすべて日本語で受けることができるので安心です。

【おうちコリア】や【ソウル部屋ナビ】などのエージェントが人気です。

私が利用したエージェントや語学堂の選び方については別の記事でお話します。

⑦滞在資金の準備

ワーホリ関係の手続きと並行して、滞在資金の準備も少しずつしておきましょう。

いくら韓国の現地で就業が可能とはいえ、滞在中の生活資金をまるまる全て現地で稼げばいい、資金の準備は最低限でいい、という考えは危険です。

毎月の家賃、食費、日用品代、スマホ代などの必須の支払いに加え、語学学校に通う方は学期ごとの学費も必要になります。

そして何よりもワーキングホリデーという、現地での生活様式や文化を体験できる機会が与えられるせっかく素晴らしい制度を利用して滞在するのです。

韓国各地の名所を巡ったり名物料理を堪能するもよし、美容やカフェ・韓国アイドルの押し活など、韓国に居るからこそできる趣味を楽しむもよし。

韓国ワーホリを満喫するためには、やはり余裕を持った資金の準備が大切なのです。

そういった資金まで現地で補おうとして就業に重きを置くのは、ワーキングホリデーの趣旨にも反してしまいます。

そもそも週25時間までしか働けないという就労制限があるので、滞在資金をまるまる現地で稼ぐのは不可能でしょう。

もちろん個人差はありますが、渡航時の初期費用も含めて150万円程度準備できれば安心だと思います。

往復航空券5万円

海外旅行保険20万円

引っ越し初期費用&初月家賃10万円(※賃貸契約時に別で30〜100万円程度の保証金が必要な場合もあり、退去時返金されます。)

家賃(5万円×12ヶ月分)60万円

スマホSIM代(5,000円×12ヶ月分)6万円

日用品(5,000円×12ヶ月分)6万円

食費(2万円×12ヶ月分)24万円

その他雑費、娯楽費など(3万円×12ヶ月分)36万円

ざっくりですが以上で約160万円なので、足りなさそうな分だけ韓国でアルバイトをして補えばよいでしょう。

私も食費や娯楽費を補うために、新村の飲食店で5時間×週5で月に9万円ほど稼いでいました。

また、忘れがちなのが日本でかかる固定支出費です。

家賃、健康保険料、民間保険料(生命保険、自動車保険)などは、日本にいない間も手続きをしない限り支払わなければいけません。

住民税に関しては前年に収入がある限り必ず支払わなければいけませんが、その他で不要なものあるようであれば、できるだけこの辺りの支出は抑えたいところです。

また、現金は両替したものを最低限だけ持っておいて、あとはクレジットカードを持っておくと安全で便利です。

◯1ヶ月前までにすること

⑧公的手続き

ワーホリで一定期間日本を離れる際には、いくつかの公的手続きをしておく必要があります。

健康保険

ワーホリ中でも保険料の支払いは義務ですが、会社を退職する場合は国民健康保険に加入するか、社会保険を任意継続するか、家族が加入している社会保険の扶養に入るかを選べます。

また退職ではなく休職という形で社会保険を継続することもできます。

公共料金

電気・ガス・水道など公共料金は日割り計算ができるので、各カスタマーセンターに連絡し、渡航前に必ず休止手続きをしておきましょう。

郵便物の転送手続き

郵便局で転送届を提出し、自宅宛ての郵便物の転送先を実家などにしておきます。

⑨荷物の用意

数日分の衣類とパスポート、ビザや保険・学校関係の書類などが必要です。

シャンプーや洗顔料などの日用品は旅行用サイズのものを持っていき、あとは現地調達でよいでしょう。

もし常備薬がある場合は必ず持っていきましょう。

韓国の薬は日本のものより効き目が強く、その分副作用も強いこともあるようなので、飲み慣れている日本の薬を持っていくのがおすすめです。

また、履いていく靴はたくさん歩いても疲れないスニーカーがおすすめです。

自宅から韓国までの旅路だけでも疲れますが、さらに私は到着してすぐにマートに食料や日用品を物色しに行ったり、ついつい街の様子を見にうろうろ周ったりして夜まで動き回っていたので、足が疲れない靴を履いて行って正解でした。

◯出発!

ここまでの準備、本当にお疲れさまでした。

私が実際にワーホリの準備をしてみた感想は、正直”とても大変”でした。

社会人として普段の生活を送りながら、合間に色んなところへ手続きをしに行かなければいけないし、

周りにワーホリの経験がある知人もいなかったので、1年間ワーホリに関するありとあらゆる情報をネットで調べていました。

留学やワーホリの先輩たちはみんな、行こうと決めてからのこの準備も全てやり遂げたんだなあ、すごいなあと準備期間中は何度も関心していました。

韓国にワーホリに行きたい一心でようやく全ての準備が整い、いざ出発するときの高揚感は本当に大きいものでした。

これからがスタートのはずなのに、すでにひとつの達成感も感じていました。

計画的に準備ができたおかげで、とても有意義な韓国でのワーホリ生活を送ることができました

出発までの道のりは少し長いかもしれませんが、これを読んだ皆さんにはぜひ、私と同じ高揚感と達成感を感じてもらい、韓国で楽しくワーキングホリデー生活を過ごしてほしいです。

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