「〜になる」の韓国語【-아/어지다】と【-게 되다】意味の違いを解説

文法

こんにちは、こぴです。

【-아/어지다】【-게 되다】

どちらも同じ「〜になる」「〜くなる」という意味なのに、

使い分けを間違えると不自然に聞こえてしまいます

そこで今回はこの【-아/어지다】【-게 되다】の意味や使い方、違いについてを、詳しく解説していきます。

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【-아/어지다】

【-아/어지다】「~くなる」「~になる」という意味があります。

”以前と比べて、今は変わった”という状態の変化を表します。

例えば

한국어가 재밌어졌어요.(韓国語が楽しくなりました。)

という文は、

以前はあまり楽しくなかったけど、徐々に楽しくなってきたことを表しています。

形容詞に使い、動詞には使いません。

例)

・예쁘다(きれいだ) →예뻐지다(きれいになる)

・바쁘다(忙しい)  →바빠지다(忙しくなる)

・따뜻하다(暖かい)→따뜻해지다(暖かくなる)

・많다(多い)   →많아지다(多くなる)

自然に変化し、徐々にそうなったという”以前とは変わった状態”を説明します。

例文

・날씨가 따뜻해졌어요.

 → 天気が暖かくなりました。

・한국어 실력이 좋아졌어요.

 → 韓国語の実力が上がりました。

・요즘 일이 많아졌어요.

 → 最近、仕事が多くなりました。

【-게 되다】

【-게 되다】 は、「〜するようになる」「〜することになる」という意味があります。

状況やきっかけによって変化した結果を表し、

”流れでそうなった””いつのまにかそうなった”という意味合いが含まれています。

친구를 자주 만나게 됐어요.(友達によく会うようになりました。)

という文で、

以前はそんなに会うことがなかったけど、今は会うことが多くなったという流れの変化を表しています。

動詞に使い、形容詞には使いません。

例)

・가다(行く)→가게 되다(行くようになる)

・알다(知る)→알게 되다(知るようになる)

・먹다(食べる)→먹게 되다(食べるようになる、食べることになる)

・만나다(会う)→만나게 되다(会うようになる、会うことになる)

意志ではなく、成り行きで結果的にそうなったという意味合いが強いです。

例文

・한국에 살면서 김치를 먹게 됐어요.

 → 韓国に住むうちにキムチを食べるようになりました。

・친구 소개로 그 사람을 알게 됐어요.

 → 友達の紹介でその人を知るようになりました。

・일이 바빠서 여행을 못 가게 됐어요.

 → 仕事が忙しくて、旅行に行けなくなりました。

【-아/어지다】と【-게 되다】の使い分け方

結論から言うと、【-아/어지다】【-게 되다】

形容詞か動詞かによって使い分ければOKです。

ニュアンスの違いで使い分けるなど難しく考える必要はありません。

形容詞につけて使うのは【-아/어지다】

動詞につけて使うのは【-게 되다】

とだけ覚えましょう。

한국어가 재밌어졌어요.

한국어를 재밌게 됐어요.

재밌다は形容詞なので【-아/어지다】を使う。)

친구를 자주 만나게 됐어요.

친구를 자주 만나졌어요.

만나다は動作なので、【-게 되다】が自然。

まとめ

【-아/어지다】【-게 되다】どちらも“変化”を表しますが、

【-아/어지다】は 状態の変化を表し、形容詞に使う

【-게 되다】は 行動の変化を表し、動詞に使う

「〜くなる」という日本語だけで覚えると混乱しやすいので、

何が変わったのか(状態?行動?)で考えるのがコツです。

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