【-던】と【-았/었던】は使い分けが必要?意味や違いを解説。

文法

こんにちは、こぴです。

韓国語で過去のことを表す文法【-던】【-았/었던】

どっちも「〜していた」じゃないの?

【-던】【-았/었던】の使い分けって必要なの?

と思ったことはないでしょうか。

今回は、

【-던】【-았/었던】の基本的な意味

ふたつのニュアンスの違い

使い分けのポイント

について、例文も混じえて解説します。

【-던】は記憶の中の“生きている過去”

【-던】は、

今も記憶に残っている過去や、途中で終わった動作を表します。

話し手が”そのときの様子を思い出しながら”話しているイメージです。

「あの頃よく〜してたなぁ」といった懐かしい感じや、

「〜していた途中だった」という未完であることを表現します。

【-던】使い方のポイントは、

  • 繰り返していたこと・習慣
  • 途中で終わったこと
  • 記憶に残る過去の出来事

の3つです。

例文

어렸을 때 자주 가던 공원이에요.
子どもの頃によく行っていた公園です。

→この【-던】は、“今も記憶に残っている過去”を表しています。

「あの頃よく行ったな〜」という懐かしい気持ちが伝わります。

읽던 책을 다 읽었어요.
読んでいた本を読み終えました。

→ この【-던】は、“途中だった本”という意味。

「まだ途中で止まっていた」→「今やっと読み終えた」という流れです。

우리가 살던 집은 아직 그대로예요.
私たちが住んでいた家は、今もそのままです。

住んでいた“あの頃の家”という記憶の回想です。

【-았/었던】との違いがここでポイントになってきます。

【-았/었던】は完全に“終わった過去”

【-았/었던】は、

すでに終わった過去、または過去の経験を表します。

話し手の中では、その出来事はもう終わったもの・今は違うものです。

【-았/었던】の使い方のポイントは、

  • 一度の経験・完了した動作
  • 過去の状態(今は違う)
  • 客観的に過去を述べる

の3つです。

例文

전에 갔던 카페 기억나요?
前に行ったカフェ、覚えてます?

【-았/었던】は、“行ったことがある”という経験を表しています。

 懐かしさよりも、”事実として過去に行った”という感じです。

살았던 집은 지금 없어요.
住んでいた家は今はありません。

【-았/었던】“もう終わった過去”
”昔住んでいたけど、今はもう住んでいない”ことを冷静に伝えています。

봤던 영화 다시 보고 싶어요.
見た映画をもう一度見たいです。

”見終わった”映画という完了した動作を表しています。

「보던」と言えば「見ていた途中の映画」になるので注意です。

【-던】と【-았/었던】の例文比較

次に、【-던】【-았/었던】のそれぞれのパターンで例文を並べて、ニュアンスの違いを比較してみましょう。

보던 드라마가 재밌어요.
 ”見ていた(途中の)ドラマがおもしろいです。”

봤던 드라마가 재밌었어요.
 ”見た(終わった)ドラマがおもしろかったです。”

【보던】だとまだ見終わっていないドラマのことを話していて、【봤던】だともう過去に見終わったドラマのことを話しているニュアンスになります。

하던 일을 끝냈어요.
 ”やっていた仕事を終えました。”

했던 일을 잊었어요.
 ”やった仕事を忘れました。”

【하던】だと続いていた作業のことを話していて、【했던】だとすでに完了している行動について話しているニュアンスです。

좋아하던 사람이 있었어요.
好きだった人がいました。

좋아했던 사람이 있었어요.
好きだった人がいました。”

【좋아하던】だと”今も心のどこかで覚えている人”のことを懐かしく思うような感情が含まれていますが、

【좋아했던】は”もう終わった恋”で客観的な過去を表すようなニュアンスになります。

【-던】と【-았/었던】まとめ

【-던】

記憶の中の過去、まだ途中の動作を表す

まだ心のなかに残っていてまだ余韻や懐かしさがある感じ

【-았/었던】

もう完了した過去や、経験を表す

完全に終わった事実を客観的に伝えるニュアンス

↓こちらでも【-던】について詳しく解説しています。

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