韓国語で「〜ように」の意味の【-도록】と【-게】の違いや使い分け方を解説。

文法

こんにちは、こぴです。

今回は、日本語では同じ「〜ように」という意味になる、

韓国語【-도록】【-게】違いや使い分け方の解説です。

韓国語で「〜ように」と言いたいとき、

【-도록】【-게】のどちらを使えばいいか、しっかり理解はできていますか?

日本語では同じ「〜ように」でも、

韓国語では 目的の強さ・話し手の意図 によって使い分けられます

ここでは、

【-도록】【-게】それぞれの意味・使い方

ニュアンスの違い

についてをわかりやすく解説します。

【-도록】:目的・目標をはっきり示す「〜ように」

まず【-도록】

ある目的・目標を達成するために、その方向に向かって行動する

という意味合いのある文法です。

「〜するように」「〜できるように」「〜するために」

といった日本語に近いです。

【-도록】を使う場面としては、

・結果はともかく「目標」にフォーカスするとき

・自分や聞き手に対して努力や注意を促すとき

相手に指示・命令をするとき

です。

少し硬めの表現にはなるので、説明文などの文章でもよく使われます。

例文

  • 늦지 않도록 빨리 가요.
    (遅れないように早く行きましょう)
  • 감기에 걸리지 않도록 조심하세요.
    (風邪をひかないように気をつけてください)
  • 모두가 이해할 수 있도록 설명했어요.
    (みんなが理解できるように説明しました)
  • 잊지 않도록 메모해 두세요.
    (忘れないようにメモしておいてください)

【-게】:結果・状態を表す「〜く」「〜に」「〜するように」

次に【-게】 は、

ある行動の結果、どういう状態になるか

・どういう風に行うか

を表す文法です。

「〜く」「〜に」「〜するように」

といった日本語に近く、

-게】は、目的よりも結果の状態を重視したニュアンスがあります。

日常会話で非常によく使われ

気軽に指示・説明ができるイメージです。

例文

  • 글씨를 크 쓰세요.
    (字を大きく書いてください)
  • 잘 들리 말해 주세요.
    (よく聞こえるように話してください)
  • 이해하기 쉽 설명했어요.
    (理解しやすく説明しました)
  • 문을 조용하 닫아 주세요.
    (ドアを静かに閉めてください)

【-도록】と【-게】の使い分け

【-도록】【-게】日本語ではどちらも「〜ように」と訳されることが多いため、ややこしいですよね。

このふたつの使い分け方は、

①思考の方向が違う

【-도록】【-게】の違いは、とにかく話し手の思考の方向に違いがあります。

【-도록】は未来の“ゴール”が大事で、

どういう結果・目標を達成したいか

”そのためにどう行動するか”

といった、とにかく目的思考に重きを置いた文法です。

対して【-게】は、

”結果としてどのような状態になるか

を大事にする文法です。


② 話し手の“意識・注意”の強さが違う

次に、【도록】を使った方が、

より聞き手に

”気をつけよう””努力しよう”

”管理しよう””配慮しよう”

という意識・注意を伝えることができます

例)실수하지 않도록 조심하세요.
  (ミスしないように注意してください。)

対して【-게】は、

単なる状態を指示した文になります。

例)실수하지 않 천천히 하세요.
  (ミスしない状態で、ゆっくりやってください)

【도록】よりも感情・意識は弱くなります

③命令文との相性の違い

【도록】を使った命令文の方が、

強めで丁寧、指導的に伝えることができます

例)

・다치지 않도록 조심하세요.
(ケガしないように気をつけてください)

・잊지 않도록 꼭 메모하세요.
(忘れないように必ずメモしてください)

上司や先生など目上の人からの注意文によく出てくるイメージです。

対して【-게】を使った命令文は、

気軽に、現実的で、単なる作業への指示に使われます。

・크 말하세요.
(大きく話してください)

・문을 조용하 닫아 주세요.
(静かにドアを閉めてください)

その場でふと言えるので、日常会話向きです。

④ 置き換えOKな例

  • 늦지 않도록 오세요.
    → 「遅れないように(ちゃんと意識して)来てください」
  • 늦지 않 오세요.
    → 「遅れない状態で来てください(淡々)」

若干、気持ちの大小でニュアンスに違いはあるものの、

ほぼ同意義で使って問題ないでしょう。


⑤ 置き換えNGな例

【-게 】が使えない例

  • 아이가 다치지 않도록 보호해야 해요.(
  • 아이가 다치지 않보호해야 해요。( 不自然)

【-게 】でも意味は通じますが、子どもを守るという”目的”が明確なので【-도록】が自然です。

【-도록】が使えない例

  • 설명을 쉽 해 주세요.(
  • 설명을 쉽도록 해 주세요。(

→  ”簡単に”という状態を重視しているので【-게 】が自然です。

また、【-도록】は動詞や있다/없다に使い、形容詞には使いません

【-도록】と【-게】の例文

  • 늦지 않도록 서둘렀어요.
    (遅れない【という目的】で急ぎました。)
  • 늦지 않 왔어요.
    (遅れない【状態】で来ました。)

  • 아이가 다치지 않도록 항상 조심했어요.
    (ケガしないように【意識して】気をつけました。)
  • 아이가 다치지 않게 조심히 안았어요.
    (ケガしない【状態で】抱きました。)

  • 잊지 않도록 메모해 두세요.
    (忘れないように【注意して】メモしてください。)
  • 잊지 않게 휴대폰에 적어 두었어요.
    (忘れない【状態に】なるように携帯に書きました。)

  • 잘 들리도록 마이크를 조정했어요.
    (よく聞こえる【ことを目標に】マイクを調整しました。)
  • 잘 들리 말해 주세요.
    (よく聞こえる【状態で】話してください。)

  • 모두가 이해할 수 있도록 설명했어요.
    (理解できる【ことを目指して】説明しました。)
  • 이해하기 쉽 설명했어요.
    (分かりやすい【状態で】説明しました。)

  • 시험에 합격하도록 열심히 공부했어요.
    (合格する【目的で】一生懸命勉強しました。)
  • 시험을 쉽게 끝내 공부했어요.
    (試験を楽に終えられる【状態に】なるよう勉強しました。)

  • 잘 보이도록 자리를 옮겼어요.
    (よく見える【ことを目的に】席を移動しました。)
  • 잘 보이 크게 써 주세요.
    (よく見える【状態で】大きく書いてください。)

まとめ

【-도록】【-게】はどちらも「〜ように」と訳されますが、

【-도록】

・結果はともかく目的を大事にしている

・話し手の意識・強調が強い

・自分や相手に向かって注意・管理の念を押す

硬めの表現で、文章や説明に多用される

【-게】

状態を指して「〜ように」という

・話し手は気軽に話すイメージ

・フランクに、日常会話でもよく使われる

といった違いがあります。

他の【文法の比較シリーズ】も合わせてチェックしましょう↓

コメント