【-(으)려고 하다】【-(으)ㄹ 참이다】【-(으)ㄹ 계획이다】【-(으)ㄹ 생각이다】は何が違う?韓国語「〜するつもり」「〜する予定」の言い方を解説。

文法

こんにちは、こぴです。

韓国語で「〜する予定です」「〜するつもりです」と言いたいときに、

【-(으)려고 하다】、【-(으)ㄹ 참이다】、【-(으)ㄹ 계획이다】、【-(으)ㄹ 생각이다】

のどれを使うのが正解なのか、迷うことはありませんか?

全部似たような韓国語だけどどう違うのか、実はまだよくわかってない・・・。

という方のために、今回は意味が似ているこの4つの韓国語の使い分けについて解説します。

【-(으)려고 하다】【-(으)ㄹ 참이다】【-(으)ㄹ 계획이다】【-(으)ㄹ 생각이다】は似ているが全て違う

【-(으)려고 하다】【-(으)ㄹ 참이다】【-(으)ㄹ 계획이다】【-(으)ㄹ 생각이다】

これらは全て、未来の意志や予定を話すときに使う点が共通しています。

ですが、ニュアンスや使う場面に微妙な違いがあります。

好き勝手に使ってしまうと不自然な文になってしまうので、意識して使い分けが必要です。

一度ここで、かなりざっくりですがニュアンスの違いを説明すると、

【-(으)려고 하다】・・・「〜しようとしている」

【-(으)ㄹ 참이다】・・・「ちょうど今〜するところだ」

【-(으)ㄹ 계획이다】・・・「〜する計画だ」

【-(으)ㄹ 생각이다】・・・「〜するつもりだ」

となります。

ひとまとめにされがちな表現ですが、こうして見るだけでもすでに違いがあるのがわかるかと思います。

次から、それぞれの詳しいニュアンスや使う場面を説明します。

①【-(으)려고 하다】→「〜しようとする」「〜するつもりだ」

【-(으)려고 하다】は、今回の似た韓国語の中で一番よく使う表現です。

「〜しようとする」「〜するつもりだ」というニュアンスで、これからすぐしようとする動作に使います。

ふと思い立ったことにも使えるので、日常会話で非常に気軽に使われます

【-(으)려고 하다】の例文

  • 친구를 만나려고 해요.
    • 友達に会うつもりです。
  • 문을 열려고 하는데 비가 오기 시작했어요.
    • ドアを開けようとしたら雨が降り始めました。
  • 운동을 시작하려고 해요.
    • 運動を始めようと思っています。
  • 내일 일찍 일어나려고 해요.
    • 明日早く起きようと思っています。

②【-(으)ㄹ 참이다】→「ちょうど〜するところだ」 

【-(으)ㄹ 참이다】は、「今ちょうど〜するところだ」という日本語訳がぴったりでしょう。

さきほどの【-(으)려고 하다】よりもさらに動作の直前で使います。

相手の動作とのタイミングが偶然合う場面などにも使えるでしょう。

【-(으)ㄹ 참이다】”今まさに行動すること”に使うものであり、未来や先の予定を伝えるときに使ってしまうと不自然です。

例:내년에 한국에 유학하려던 참이에요.

(来年留学しようとしていたところです → 不自然

【-(으)ㄹ 참이다】の他に【-(으)려던 참이다】という形もよく使われ、同じく「今ちょうど〜するところだ」という意味です。

【-(으)ㄹ 참이다】(【-(으)ㄹ 참이다】)の例文

  • 밥을 먹을 참이에요.
    • ちょうどご飯を食べるところです。
  • 지금 막 나올 참이에요.
    • 今ちょうど出るところです。
  • 이제 집에 가려던 참이에요.
    • 今ちょうど家に帰ろうとするところでした。
  • 전화하려던 참이에요.
    • 今ちょうど電話しようと思っていたところです。

③【-(으)ㄹ 예정이다】→「〜する計画だ」

【-(으)ㄹ 계획이다】は比較的理解しやすいかもしれません。

そのまま日本語に訳した「〜する計画だ」という認識でOKです。

日本語でも同じかと思いますが、少し硬い表現になります。

なのでニュースや発表などのフォーマルな場や書き言葉で使われることが多く、友達との日常会話ではあまり使われません

別で【-(으)ㄹ 예정이다】「〜する予定だ」という表現もあります。

”예정=予定”なので【-(으)ㄹ 계획이다】よりも気軽に使えるでしょう。

【-(으)ㄹ 계획이다】の例文

  • 여름 방학에 한국에 갈 계획이에요.
    • 夏休みに韓国へ行く計画です。
  • 다음 달에 회사를 옮길 계획입니다.
    • 来月会社を移る予定です。
  • 올해 안에 자격증 시험을 볼 계획이에요.
    • 今年中に資格試験を受ける予定です。
  • 졸업 후에 취업할 계획이에요.
    • 卒業後に就職する計画です。

④【-(으)ㄹ 생각이다】→「〜するつもりだ」「〜しようと思う」

【-(으)ㄹ 생각이다】は、”생각=考え”という通り、

「〜するつもりだ」「〜しようと思う」といったニュアンスになります。

”まだ確定していないけど、自分はそう考えている”ことを表すときにぴったりの表現です。

【-(으)ㄹ 계획이다】ほど硬くなく、会話でも文章にも使われます

【-(으)ㄹ 생각이다】の例文

  • 저는 내년에 유학할 생각이에요.
    • 私は来年留学するつもりです。
  • 오늘은 집에서 푹 쉴 생각이에요.
    • 今日は家でゆっくり休むつもりです。
  • 주말에 가족과 여행할 생각이에요.
    • 週末に家族と旅行するつもりです。
  • 그 사람에게 솔직하게 말할 생각이에요.
    • その人に正直に話すつもりです。

【-(으)려고 하다】【-(으)ㄹ 참이다】【-(으)ㄹ 계획이다】【-(으)ㄹ 생각이다】の比較

ニュアンスと使う場面の比較です。

こうしてみると、それぞれ結構な違いがありますね。

表現日本語訳ニュアンス使う場面
【-(으)려고 하다】〜しようとするこれからしようとしている・意図日常会話
【-(으)ㄹ 참이다】ちょうど〜するところだ今まさにするところ日常会話
【-(으)ㄹ 계획이다】〜する計画だ計画、長期的な予定硬い/書き言葉
【-(으)ㄹ 생각이다】〜するつもりだ考え・意志会話・文章両方OK

まとめ

【-(으)려고 하다】【-(으)ㄹ 참이다】【-(으)ㄹ 계획이다】【-(으)ㄹ 생각이다】はどれも、

未来の予定や意志を表す表現ですが、違いがあります

日常会話で一番使うのは 【-(으)려고 하다】と 【-(으)ㄹ 생각이다】

今まさにする動作を言いたいときは 【-(으)ㄹ 참이다】

計画をきちんと伝えたいときは 【-(으)ㄹ 계획이다】

と使い分けられます。

次はぜひ、今回と同じ未来のことを伝えるときに使う韓国語【-(으)ㄹ 테니까】と【 -(으)ㄹ 거니까】についてをご覧ください↓

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