こんにちは、こぴです。
今回は、韓国語で「〜なら」「〜したら」という意味になる
【-(으)면】【-(으)ㄴ/는다면】【-았/었다면】
についての解説です。
仮定・条件を表す【-(으)면】は基本的な韓国語の表現ですが、
【-(으)ㄴ/는다면】【-았/었다면】もよく使うので、まとめて学んでいきましょう。
【-(으)면】【-(으)ㄴ/는다면】【-았/었다면】はどれも仮定・条件を表す
まず、【-(으)면】【-(으)ㄴ/는다면】【-았/었다면】はどれも
日本語では「〜なら」「〜したら」「〜れば」などの意味になる、
仮定・条件を示す接続語尾です。
【-(으)면】

もっとも一般的・基本的な仮定・条件の接続語尾です。
現実的な条件を伝えるとき、仮定的な条件を伝えるとき
どちらにも幅広く使えます。
日常会話で非常によく使われて、
「〜したら」「〜すれば」「〜すると」など自然な日本語に訳せばOKです。
文章でももちろん使われますし、
使って不自然な場面はないので、気軽にどんどん使ってみましょう。
活用
・パッチムあり → 【-으면】
・パッチムなし → 【-면】
例文
- 시간이 있으면 같이 영화 보자.
- 時間があれば一緒に映画を見よう。
- 공부를 열심히 하면 성적이 좋아질 거예요.
- 一生懸命勉強すれば成績がよくなるでしょう。
- 약을 먹으면 나을 거예요.
- 薬を飲めば治るでしょう。
- 모르면 물어보면 돼요.
- わからなければ聞けばいいです。
- 한국에 가면 꼭 불고기를 먹어 보세요.
- 韓国に行ったらぜひプルコギを食べてみてください。
【-(으)ㄴ/는다면】

仮定・条件のを表す韓国語には【-(으)면】の他に
【-(으)ㄴ/는다면】という形もあります。
【-(으)면】よりも、前文部分の仮定をより強調できて、
「(もし)〜なら」という日本語訳が自然です。
例えば、
「君が行くなら、私も行くよ。」
という文は、
네가 가면 나도 갈게.(君が行ったら私も行くよ。)
でももちろん問題ありませんが、
네가 간다면 나도 갈게.
の方が、前文の「もし君が行くなら」という仮定の部分をより強調できます。
また、
「もし生まれ変わるなら」や
「お金がもしたくさんあったら」など、
現実には起こらない・起こりづらい仮定の話をするときは
【-(으)ㄴ/는다면】を使ったほうが、自然です。
会話でも使いますが、文章や丁寧な表現をするときによく使われます。
活用
◯動詞
- 現在:語幹+는다면
- 過去:語幹+았/었다면
◯形容詞 → 語幹+(으)ㄴ다면
◯있다/없다 → 있(없)+다면
◯名詞 → -(이)라면
例文
- 돈이 많다면 세계 여행을 하고 싶어요.
- お金があるなら世界旅行をしたいです。
- 네가 원한다면 도와줄게.
- 君が望むなら助けるよ。
- 학생이라면 열심히 공부해야 한다.
- 学生なら一生懸命勉強しなければならない。
- 기회가 주어진다면 꼭 잡고 싶어요.
- チャンスが与えられるなら必ずつかみたいです。
- 다시 태어난다면 음악가가 되고 싶어요.
- もし生まれ変わるなら音楽家になりたいです。
【-았/었다면】

過去のことを仮定して、
「もし〜していたなら」「もし〜だったら」と話したいときは
【-았/었다면】を使います。
後悔や推測、想像のニュアンスが強いイメージです。
活用
語幹+았/었다면
動詞・形容詞・存在詞・名詞すべてに使えます。
例文
- 조금 더 빨리 왔다면 그를 만날 수 있었을 텐데.
- もう少し早く来ていたなら彼に会えたのに。
- 공부를 열심히 했다면 합격했을 거예요.
- 一生懸命勉強していたなら合格したでしょう。
- 네가 같이 갔다면 훨씬 재미있었을 거야.
- 君が一緒に行っていたならもっと楽しかったよ。
- 조금만 더 노력했다면 성공했을 거예요.
- もう少し努力していたら成功したでしょう。
- 그때 가지 않았다면 지금 후회했을 거예요.
- あの時行かなかったら今後悔していたでしょう。
まとめ

・普段の会話 では【-(으)면】を使えば間違いないでしょう。
・より仮定を強調したい、丁寧に言いたいときは【-(으)ㄴ/는다면】を使い、
・過去の事実と違う想像・後悔を表現するのは【-았/었다면】です。
次は他の接続語シリーズもチェックしてください↓





コメント